作品名:高取肩衝茶入 作者:亀井味楽 売り切れ 仕覆:宝間道/獅子牡丹富貴長命紋 備考:桐箱入二ツ入 茶入の詳細はこちらから また、 仕覆の詳細はこちらから |
|
■高取焼について
高取焼は、黒田如水・小堀遠州らが九州の風土の中で育てあげた茶陶窯だそうです。 遠州七窯の一つで、筑前黒田藩の御用窯のようです。 最初、永満寺窯を築いた朝鮮から来た八山(和名=八蔵重貞)が、 黒田長政に「高取」の姓を拝領、1614年に「内ヶ磯窯」を築いたらしいです。 小堀遠州 の指導を受けて「遠州七窯」の筆頭として多くの中興名物を造りだしたみたいです。 最後は白旗山の窯で生涯を終えたそうです。 四代・源兵衛勝利は、1716年に早良郡麁原郡に東皿山窯を開いて、 一年の内半年は鼓窯に滞在して、 双方で制作を行う「掛勤」を始めたみたいです。 宗家の取焼の技術は一子相伝とのこと。 亀井味楽高取焼味楽窯の第十三代亀井味楽は、1944年に農商省より技術保存者として認定されたそうです。 第十四代亀井味楽は、1931年福岡生まれ。 日本工芸会正会員、文化連盟理事、 福岡市無形文化財保持者だそうです。 祖父の第十三代亀井味楽に師事したみたいです。 当代の第十五代亀井味楽は、1960年生まれ。 2001年に「第十五代味楽」襲名したようです。 現在は地域の催事をはじめ、 日本各地にて講師として陶芸の魅力を広めたり、 陶芸教室などにも力を入れているとか。 |