月 | 茶花名 | 備考 |
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1 | 寒牡丹・福寿草・突羽根・太神楽椿・曙椿・ 鶯神楽・土佐水木・猫柳・蝋梅・胡蝶侘助 | 正月(1日)・人日の節句(7日) |
2 | 梅・椿・寒木瓜・青文字・油瀝青・蕗のとう・ 節分草・雪割草・山茱萸・接骨木・岩鏡・ 谷桑・虫刈・万作・本阿弥椿 | 節分(3日)・建国記念日(11日)・バレンタイン(14日) |
3 | 連翹・白木蓮・黄梅・紫木蓮・枝垂柳・ 三又・花蘇芳・猫柳・桃・雲龍柳・雪柳・ 檀香梅・やしゃぶし・黒文字・藪椿・片栗・ あぶらちゃん・菜の花・乙女椿・母貝・木瓜・ 利休梅・月光椿 | 桃の節句(3日)・ホワイトデー(14日)・彼岸入り(17日)・春分(21日) |
4 | 花水木・土佐水木・辛夷・花筏・連翹・ 山吹・接骨木・虫狩・錨草・宝鐸草・ 貝母・五色散椿・一輪草・辛夷・山吹・ 春蘭・海棠・華鬘草・胡蝶侘助椿・山梨・ 仙台萩 | 花まつり(8日)・昭和の日(29日) |
5 | 大手毬・白雲木・空木・山紫陽花・ 山法師・山藤・一輪草・延齢草・姫しゃが・ しゃが・苧環・海老根・都忘れ・空木・ 菖蒲・鉄線花・杜若・甘野老・風車・ 浜昼顔・矢車草・ちご百合・紫蘭・忍冬・ 黒花蝋梅・大山蓮華・牡丹・小判草・鉄仙・ 水芭蕉・杜若 | メーデー(1日)・憲法記念日(3日)・端午の節句(5日)・母の日(第2日曜) |
6 | 紫陽花・山紫陽花・小紫陽花・姫沙羅・金糸梅・ 二人静・蛍袋・おかとらのお・鳴子百合・縞葦・ 紫露草・京鹿子・花菖蒲・野薊・柿蘭・ 大待宵草・下野草・額紫陽花・鳥足升麻・浜梨・ 捩摺・笹百合・破れ傘・月見草・時計草・ 縞葦・熊谷草・笹百合・破れ傘・額紫陽花 | 夏至(21日前後)・父の日(第3日曜) |
7 | 夏椿・はまごう・河原撫子・昼顔・弟切草・ 小鬼百合・露草・待宵草・藤空木・唐松草・ 駒繋ぎ・大葉擬宝珠・うつぼぐさ・乳茸刺・伊吹虎尾・ 金水引・藪茗荷・風露草・九蓋草・松本仙翁・ 蝦夷禊萩・禊萩・蕎麦菜・あさがお・桧扇・ 唐糸草・三白草・紅蜀葵・雁皮・木槿・ 祇園守・矢筈芒・河原撫子・忍冬 | 海開き(1日)・七夕(7日) |
8 | 鷺草・釣舟草・黄釣舟・節黒仙翁・草紫陽花 山吹升麻・晒菜升麻・女郎花・男郎花・松虫草・ 紅輪花・鵯鳥花・沢鵯・鳥兜・芙蓉・ 沢桔梗・秋海棠・山不如帰・糊空木・秋の田村草・ 睡蓮・白山菊・千日紅・鶏頭・水引草・ 吾亦紅・仙翁・虎の尾・金水引・花茗荷・ 数珠玉 | お盆(15日頃) |
9 | 芙蓉・宮城野萩・丸葉萩・山萩・桔梗・ 芒・我木香・つりがね人参・女郎花・撫子・ 嫁菜・秋の麒麟草・蔓人参・梅鉢草・山ぼくち・ 大毛たで・秋明菊・秋丁字・紫苑・大文字草・ 田舎菊・藤袴・浜菊・達磨菊・葛・ 時鳥・深山龍胆・秋明菊 | 重陽の節句(9日)・敬老の日(第3日曜)・秋分(23日) |
10 | 蔓竜胆・竜胆・ほととぎす・山葡萄 野路菊・野竹・おけら・柏葉羽熊・野紺菊・ 秋桜・紺菊・七竈・秋万作 | ハローウィン(31日) |
11 | 紅万作紅葉・山法師紅葉・島寒菊・錦木紅葉・白侘助・ ウィンターコスモス・初嵐椿・さんざし・榛・ 鳥不止・支那万作 | 文化の日(3日)・七五三(15日)・勤労感謝の日(23日)・紅葉狩り(-) |
12 | 蝋梅・南天・大神楽・水仙・美豆木・ 谷桑・石蕗 | 天皇誕生日(23日)・クリスマス(25日)・大晦日(31日) |
読み:つばき
花名:椿(玉之浦椿) |
大変珍重されており、冬場の炉の季節は茶席が椿一色となることから「茶花の女王」の異名を持つみたいです。
この玉之浦椿は開花期は1〜4月ですが、椿自体はいろいろな種類があるので年中無休です。 |
読み:ほととぎす
花名:時鳥 |
白地に紫の斑点が、鳥のホトトギスの胸に似ているから名付けられたみたいです。
季語は秋。5月上旬までは良く日に当てるけど、それ以後の直射日光は有害だそうです。 「水やり3年」とよく言われますが、ホトトギス類の栽培では失敗が少ないかも。 |
読み:みやまりんどう
花名:深山竜胆 |
日本だけに自生して、北海道から本州の中部地方、高山の少し湿った草地に生えるようです。
花は15mmから20mmと小さくて、写真を横から撮るのは難しいみたいです。 語源は、根の味が竜の胆のように苦いからだそうだけど、漢方では熱や炎症をさます寒性の 生薬として需要があるみたいです。 |
読み:ぼたん
花名:牡丹 |
牡丹と言えば「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」。
中国から来た花で、語源は「牡」が雄蕊と雌蕊が花弁になって種子ができてくとこからで、 「丹」は赤いの意味。牡丹は昔から赤が基準だったみたいです。 春の「ぼたもち(牡丹餅)」秋の「おはぎ(御萩)」は同じものですが、 夏は「夜船」(「搗き知らず」→「着き知らず」 と言葉遊びをして、夜は暗くて船がいつ着いたのかわからないことから。) 冬は「北窓」(「搗き知らず」→「月知らず」つまり月が見えないのは北側の窓だ、ということから。) などという呼び名もあるみたいです。 ただ、牡丹餅と御萩の呼称は諸説あるみたいですが・・・。 牡丹の花は大きく美しいので、百花の王(花王)と称えられます。 会社「花王」も石鹸の包装紙に使っていて・・・と、だいぶ話がそれましたね。 |
読み:がくあじさい
花名:額紫陽花 |
普通の紫陽花(西洋紫陽花)は、この日本原産の額紫陽花を品種改良したものだそうです。
この「紫陽花」という漢字、唐の詩人・白居易が別の花につけたのがまちがって広がったらしくて、 普通「あじさい」なんて読めないですよね。 万葉集にも出てるみたいで、「安治佐為」になっているとか。 この額紫陽花、花の部分は真ん中の小さいところ。周りの青い部分は葉っぱが変形したもの(装飾花:萼片)だそうで、 額縁の様に見えるといいけれど・・・。 |
読み:むくげ
花名:木槿 |
むくげはかゆみ止に効く生薬(木槿花:もくきんか)の原料。
作り方は、夏に少し開きかけた蕾を採取して、天日で乾燥させるだけ。 挿し木で簡単に繁殖できるとか。花言葉は「尊敬」「柔和」「信念」「デリケートな美」。 |
読み:しゅうめいぎく
花名:秋明菊 |
別名だらけのこの花は、中国から来ていて、「菊」でなくて「アネモネ」の仲間とのこと。
「秋牡丹」「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」 全部、秋明菊の別名。 江戸時代の園芸家、水野元勝著『花壇綱目』だと「秋明菊」、 江戸時代の生物・農学者、貝原益軒著『大和本草』だと「秋牡丹」、 京都市左京区の貴船近辺に多く自生していたものは「貴船菊」などなど 呼び名の由来もいろいろあるみたいです。 |