種類 | 種類 | 備考 |
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唐物糸切 | 唐物のろくろは右へ外回りしているため、茶入の底では印面と同様に反対に跡が残る。
逆糸切りともいう。 | |
和物糸切 | 轆轤は左へ内回りしているから、唐物と反対に糸出が右上に重なっている。
順糸切・本糸切ともいう。 | |
渦糸切 | 轆轤を静かに回しながら、薄い竹箆のようなもので徐々に引き離すと、かすかに渦状の跡が残る。
糸ではないが、似ているのでこのように呼ばれる。 | |
輪糸切 | 渦糸切の場合と同じであるが、箆の当て方を一回転ごとに止めることによって輪状をなす。
また、切り離した茶入を逆さにして、一つ一つと輪をひろげたものもあり、一種の装飾である。 | |
板起し | ろくろの回転を止めておき、竹箆で少しずつこじ離すので、その後が不規則な景色をなしている。
箆起こしともいう。 |