読み:びぜんやきはないれ 作品名:備前焼花入 作者:藤原雄(人間国宝) 売り切れ 備考:高さ29cm 詳細はこちらから |
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備前の花入は、窯の火の加減によって、
様々な景色(風合)が出て面白く感じます。 特にこの作品は、色合いが深く、 華やかながら、艶のあるしっとりとした落ち着き感があり、 とても良い焼きあがりの作品となっています。 「高遠赤外線効果」・「酸化還元作用」の効能により水が腐りにくいため、 通常の花入より長持ちします。 この花入に「何を生けたい」と質問されたら、 私なら「白玉椿」を生けたいと答えるでしょう。 作者が人間国宝の藤原雄氏というのもうなずけます。 最近は、利茶土ミルグリム氏も有名なようです。 関連する商品のページは、こちらから。 No.0002 備前焼茶碗 No.0021 灰器(風炉) No.0038 備前焼花入 No.0085 大海茶入 No.0090 備前焼茶入(青木間道) No.0226 備前焼茶碗 No.0254 灰器炉用(備前焼) 藤原雄1932年 岡山県備前市にて藤原啓の長男として生まれる。1955年 明治大学文学部卒業。父啓のもとで備前焼の製陶技法を学ぶ。 1958年 第5回日本伝統工芸展に初入選。以後、同展に出品を続ける。 1961年 日本工芸会正会員となる。 1963年 バルセロナ国際陶芸展にてグランプリ受賞。岡山の池田動物園に噴水とオブジェを制作。 1964年 アメリカ・カナダ・メキシコ・スペインの各大学で備前焼の講義を行う。 以後、海外の各地に於いて講義をもつ。 1967年 日本陶磁協会賞受賞。 1973年 金重陶陽賞受賞。オーストラリア政府の招聘によりシドニー大学にて備前焼の講座を開く。 1975年 岡山県文化奨励賞受賞。 1978年 岡山県重要無形文化財認定。 1984年 山陽新聞社文化賞受賞。 1985年 岡山県文化賞受賞。紺綬褒章受章。 1986年 日日新聞社芸術文化功労賞受賞。中国新聞社文化賞受賞。 1988年 日本工芸会理事就任。 1990年 平成元年度芸術選奨文部大臣賞受賞。 1996年 重要無形文化財保持者認定。日本工芸会参与就任。 1997年 明治大学特別功労賞受賞。備前陶友会名誉会長就任。三木記念賞受賞。 2001年 死去。 |