茶道具 翔雲堂
ひと口知識
※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。
火起(火熾)ってこんなの
現在用いられている火起(ひおこし)は、片手鍋に似た形状で、
底に炎を通す穴が開いており、中に炭を入れガスコンロなどに乗せて使用し、
炭に着火した後は炭十能にのせて運ぶそうです。
実際に使う場合、火種用の炭を入れ、
赤く熾るまで強火のガス火にかける際、
一酸化炭素が発生するそうで、換気をしっかりしないと
一酸化炭素中毒になるおそれもあるようです。
また、炭に付着している炭の粉がパチパチと跳ねる場合あるのだとか。
火を熾す際に使う道具の順番は、
「炭」→「火おこし」→「十能」→「火鉢など」
といった感じになるようです。
逆に火を消す場合は、
「火鉢など」→「火箸」→「炭」→「火消壷」
となるのでしょうね。
なお、
「炭」について
「台十能」について
「火箸」について
「火消壷」について
は、それぞれ別ページで説明しています。