作品名:本桑中次茶器
仕覆・帛紗付 備考:紙箱入 |
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本桑でできた中次茶器で、薄茶器の一種だそうです。
中次の分類としては「真中次(しんなかつぎ)」になるでしょうか。 仕覆・帛紗付が付いているので、 和巾点などに用いると良いかと思われます。 ■和巾点 和巾点は、玄々斎による裏千家の点前の整理 (法護普須磨の小習を含む三十二条の板書き)の一環として、 禁裏への茶の献上を強く望み、 1865年6月、中院家の仲介により献上が許され、 それを記念して「和巾点」が再興したのだそうです。 元々、和巾点は、 利休 時代から唐物や棗などの由緒あるものを扱う作法として扱われていた点前が、 いつのまにかなくなったみたいです。 1866年正月19日、玄々斎は、 禁裏へ濃茶竜影と新作白竹真削り茶杓を献上し、 その献残の茶をもって 「利休大居士 の古書により」 和巾点を復興し、披露したようです。 |
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作品名:本桑中次茶器
仕覆・帛紗付 市松花蝶紋 備考:紙箱入 |
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桑は、山桑や本桑とも呼ばるクワ科の落葉広葉樹。
日本各地に自生し、樺太、朝鮮、中国にも分布するが、 木材としての蓄積は極めて少なく貴重材なんだとか。 木質はやや重硬で加工はやや難しいようですが、 木肌は緻密で仕上がり面は美しいそうです。 桑の葉の効果・効能は糖尿病の予防・改善、 食後の血糖値上昇の抑制作用、高血圧の改善、 中性脂肪値を下げる,コレステロール値を下げる、 整腸作用、肝臓および腎臓機能の改善などがあるとか。 最近では桑の葉が持つダイエット効果も注目されているそうです。 『神農本草経』にも、桑の葉の薬効について記述があるようで、 日本でも鎌倉時代から薬草として用いられてきたのだとか。 |
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