茶道具 翔雲堂


ひと口知識

※内容に間違いがあるかもしれませが、ご了承ください。
また、ここの文章に関しては、質問等は受け付けていません。ごめんなさい。

盃台(渡盞/後盤)ってこんなの

盃台(さかずきだい)は、茶事にだされる懐石に用いる、
引盃を載せる台のことみたいです。

連客の数だけの引盃を積み重ねて載せ、
銚子と共に席中に持ち出すようです。

盃一枚用の場合もあるとか。
これは、亭主が持ち出す別盃や、
珍盃を載せて出すものみたいですが、
あまり使われることはなそうです。

大小複数の盃を一組にした盃を、
組盃(重ね盃)というようです。

一般的なものは三枚一組の三ツ組盃で、
盃台が付けられている場合が多いとか。


■盃台の形状
盃台は、形状は円形で高台が付き、
天目台に似ているそうですが、
高台には底があり、酸漿はごく低いことも、
全然ないこともあるとか。

高台内に底があるのは、
引盃の一番上に水を入れる向きがあり、
最後にそれを入れたり、
酒の「したみ」を入れるためだそうです。


■盃台の材質
盃と共塗か、盃が朱塗のときは、
多くは、黒塗を用いるようです。

一般的に用いられているのは、
黒塗で無地の利休形みたいです。

他に、溜塗や桑木地・黒楽・
青楽金入のものもあるそうで、
縁の形も円のほかに輪花・糸巻などもあるとか。

陶磁器の発達にともない、
やきものの盃台が現れるようになったそうです。


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