茶道具販売　翔雲堂のブログ

瀬戸唐津で、唐津の良さが良く出ています。

落ち着いた深み・渋みがあり、
他に華やかな道具が使えたり、
また、グッと落ち着きのある道具を、
取り合わせてもよろしいでしょう。

作者の桶谷定一氏は、とても良い作品が多く、
見るべき所がたくさんあります。

特に色合い・形が優れています。

油滴天目なので、台天目や台子の点前にはかかせませんね。

黒の光沢が良く、長次郎七種の一つで、やや薄作りです。

懐は広くて、見込みが一段窪んで作られていてますから、
濃茶を練る時に、ほどよく仕上がるのではないでしょうか。

長次郎七種の一つ、赤楽茶碗です。
赤・黒・白の程良いバランスがなんともいえず、
のびやかでいい作品として仕上がっています。

汲出茶碗とは、茶会の時に寄付や待合で、
白湯や香湯・桜湯などを汲んで出すのに用いる茶碗のことです。

十牛図(じゅうぎゅうず)は、
禅の悟りにいたる道筋を牛を主題とした十枚の絵で表したものだそうです。

十人まで、お客様を呼べるので、便利ですね。

また、絵柄も楽しいです。