4月 28, 2015
茶壷の蓋の上に被せる、
四方形の布「口覆(くちおおい)」は、
金襴・緞子・錦などの上質で、
厚みのある裂の裏に塩瀬がついたものだそうです。
壷の四つの乳と乳の間に剣先を向けるよう、
菱なりに覆うみたいです。
剣先というのは、
「口覆」の四方の丸みを持った角のことだそうです。
口切の茶事では、
床に荘られている壷をかぎ畳を大きく回って取りに行き、
かぎ畳に座り、網・口緒をはずして、勝手付に置き、
その後、「口覆」をはずして封印を正し、再び「口覆」をし、
かぎ畳を大きく回って正客前へ運びだすという所作があるみたいです。
「お口覆は?」
「○○でございます。」
などの受け答えもあるとか。
「口覆」に関するページは、こちらから。
「口覆」について はコメントを受け付けていません :
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4月 27, 2015
まず、しばらくの間、お見苦しいブログになっていたことを
お詫びいたします。
私事ですが、普段、使用している、
ノートパソコンのバッテリーが、突然、壊れてしまい、
そのせいなのか、作業中だったブログも、
しばらく、表示がおかしくなっていたようです。
ということで、
次回から、引き続き、茶道具の説明をしていこうと思います。
ブログの調子がおかしかったようです・・・ はコメントを受け付けていません :
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4月 20, 2015
■無双蛭釘
無双蛭釘は、折釘の一種で、
床の壁中央に打たれる中釘として打たれるそうです。
掛け花入を掛けるための釘で、
釘の部分が引き出し式になっているとか。
これ、初座で床に掛物をかけるときには、
掛物を損じないように、
中に入れておけるようにするためみたいです。
■釜蛭釘
釜蛭釘は、釣釜をかけるために、
天井に取り付ける釘だそうです。
炉の上方中央に、鉤先が下座を向くように打つとか。
広間は鎖、小間は自在に、
弦(つる)・大鐶を用いて釜を釣るようです。
蛭釘は、もともと蛭の羅隊をした、
中太の釘みたいです。
「釘」に関するページは、こちらから。
「無双蛭釘/釜蛭釘(蛭鐶・蛭鉤)」について はコメントを受け付けていません :
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4月 14, 2015
朝顔釘は、床の間の袖壁にある下地窓などに、
朝顔などの蔓物を生ける、
花入を掛けるために打つ折釘だそうです。
釘の先が割れて両側に開くようになっている割足釘で、
下地の葭の間に入れた竹を打ち抜いて、
外れないように割足先を両側に開いて、
固定するようになっているみたいです。
「釘」に関するページは、こちらから。
朝顔釘 はコメントを受け付けていません :
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4月 13, 2015
花蛭釘は、床の間の天井に、
釣花入を吊るすために打つ蛭釘だそうです。
利休の頃までは、
床天井の中央に打ち鎖をかけていたようですが、
のちに床天井の前後中央で、
左右は、下座寄り三分の一の位置に、
打つのが定法となったみたいです。
表千家では、通常、
床天井の前後中央で左右は下座寄り三分の一の位置に、
蛭先を下座に向けて打つとか。
裏千家では、通常、
床天井の前後中央で左右は下座寄り三分の一の位置に、
一間床以上では、下座寄り四分の一の位置に、
鉤先は床の間の中心に向けて打つみたいです。
「釘」に関するページは、こちらから。
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