「足袋カバー」について

Category: 茶道具全般

足袋カバーは、和装で訪問などを行なう際、
屋外移動時に装着中の足袋を汚れから保護する目的で、
重ね履きする足袋型のカバーだそうです。

基本的な構造は通常の足袋と変わらないようですが、
汚れが付きにくい素材を使用するみたいです。

足袋の汚れ防止目的で装着するため、
マナーとして訪問先の座敷に上がる前に、
玄関先で足袋カバーを取り外す必要があることから、
短時間で簡単に脱着できるよう留め具には、
小鉤(こはぜ)を使用しない靴下状の物もあるとか。

さらに和装のまま家事を行なう際に、
足袋の上から重ね履きする場合もあり、
活動しやすいよう、底がゴムで滑り止め加工されていたり、
本体に撥水加工が施された足袋カバーも存在するとか。

「足袋入れ」について

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足袋入れ(たびいれ)は、替え足袋を持ち歩く際に、
その替え足袋を入れる袋のようです。

足袋を畳んだ状態の大きさに合ったものみたいで、
蓋ができるようになっているそうです。
一回り大きい足袋入れもあるようです。

替え足袋を履き替える際は、茶席ではなく、
寄付などで履き替えるのがマナーのみたいです。

「足袋」について

Category: 茶道具全般

足袋(たび)は、日本固有の伝統的な衣類で、
足に履く一種の下着だそうです。
木綿の布でできたものが一般的みたいですが、
戦後、化繊の流入により、
綿・ポリエステル混紡生地・ナイロン糸トリコット足袋などが、
発生してきたそうです。

綿等の織物で作られた足袋は大きく伸縮することが難しいので、
サイズ構成もセンチ単位のようです。
ただ、編み物等ニット製品で作られた足袋は伸縮にゆとりがあるため、
多くはS/M/L/2L/3L/4Lとサイズ表示されるみたいです。

小鉤(こはぜ)と呼ばれる特有の留め具で固定し、
叉割れと言って、
つま先が親指と他の指の部分の2つに分かれた構造のようです。

叉割れは、日本の伝統的な履物である、
草履・下駄・雪駄などを履く際に用いるためなのだとか。

「袂落し」について

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袂落し(たもとおとし)は、
タバコ入れや、汗ふきなどを挟む小さい袋だそうです。

ひもの両端に一つずつ結びつけ、
ふところを通して左右のたもとに落としておくものみたいです。

基本的には男性用のようで、
女性は「袖落し」を使うみたいです。

「袖落し」について

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袖落し(そでおとし)は、茶巾絞り型のもので、
裂地や帯地で作られているそうです。

女性は、袖落しを「懐」か「数寄屋袋」にしまっておき、
残肴や菓子を「袋懐紙」または「懐紙」で包んでから入れ、
「袖」または「数寄屋袋」に戻すようです。

使い終わった懐紙を入れたりもするとか。