「花釘(柱釘)」について

Category: 茶道具全般

花釘は、床の間の床柱に、
掛花入を掛けるために打つ折釘だそうです。

太口と細口があるようで、
通常、広間には太口、
小間には細口を使用するとか。

花釘の高さは、
通常、広間で四尺内外、
小間では三尺六寸内外、
およそ床框と落し掛けとの間の、
三分の二くらいの所に打つみたいです。

花釘の高さは、それぞれ、
「不審庵」は三尺七寸四分、
「待庵」は三尺九寸、
「又隠」は三尺七寸、
「如庵」は三尺五寸五分、
「官休庵」は三尺九寸
となっているそうです。


釘

「釘」に関するページは、こちらから。



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第5回「この道具はなんでしょうか?」の答え




作者:岡田裕

①道具の種類:蓋置
②道具の名前:萩焼三人形蓋置

皆さん、どうでしたか?

「折釘」について

Category: 茶道具全般

折釘は、軸釘の一種だそうです。

床の間の天井中央廻縁下端より、
九分がったところに打つとか。


釘

「釘」に関するページは、こちらから。



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第5回 「この道具はなんでしょうか?」



①道具の種類
②道具の名前

作者は、岡田裕です。

答えは次回、発表します。

「走釘」について

Category: 茶道具全般

走釘(はしりくぎ)は、軸釘の一種だそうです。

織部床などの化粧板(雲板)に仕込んで、
左右に動くようにした折釘だとか。

床の間に、二幅対や三幅対や、
広幅の横物などを掛けるときに、
折釘を水平に移動して、
掛物の幅に合うようにするために使われるみたいです。


釘

「釘」に関するページは、こちらから。



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第4回「この道具はなんでしょうか?」の答え




作者:影林宗篤

①道具の種類:蓋置
②道具の名前:竹蓋置一双

皆さん、どうでしたか?

「二重折釘」について

Category: 茶道具全般

二重折釘は、軸釘の一種だそうです。

床の間の天井廻縁下端に、
掛物を掛けるために打つ、
頭を二重に折り曲げた釘のことだとか。

紹鴎時代までの床の間の内壁は、
釘を打つことができなかったため、
天井廻縁下端に打ったようです。


釘

「釘」に関するページは、こちらから。



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第4回 「この道具はなんでしょうか?」



①道具の種類
②道具の名前

作者は、影林宗篤です。

答えは次回、発表します。

「稲妻走釘」について

Category: 茶道具全般

稲妻走釘は、軸釘の一種みたいです。

床の間の廻縁下端に仕込んで、
左右に動くようにした、
頭を二重に折り曲げて鉤形にした釘のことだとか。

床の間に二幅対や三幅対や、
広幅の横物などを掛けるとき、
二重折釘を水平に移動して、
掛物の幅に合うようにするために使われるようです。


釘

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第3回「この道具はなんでしょうか?」の答え




作者:一ノ瀬宗辰

①道具の種類:建水
②道具の名前:唐金エフゴ建水

皆さん、どうでしたか?