「熨斗」について

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熨斗


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一般的な熨斗(のし)は、
慶事における進物や贈答品に添える飾りで、
現在では黄色い紙を、
長六角形の色紙で包んだ形状をしているものが、
多く使われるそうです。

水引と併用されるとか。

お茶では、床飾りとして使うみたいです。

「のし」は延寿に通じ、
アワビは長寿をもたらす食べ物とされたため、
古来より縁起物とされ、
神饌として用いられてきたようです。

中世の武家社会においても武運長久に通じるとされ、
陣中見舞なども用いられたみたいです。

江戸時代には、不老長寿の象徴として、
祝事や慶事の儀式に
使われるようになるそうです。

当時、海産物のなかでも最も貴重な食物であり、
鮑は長生きするとされていたところから、
来ているみたいです。


熨斗

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「熨斗」の歴史

Category: 熨斗, 茶道史

「熨斗」は延寿に通じ、アワビは長寿をもたらす食べ物とされたため、
古来より縁起物とされ、神饌として用いられてきたようです。

中世の武家社会においても武運長久に通じるとされ、
陣中見舞なども用いられたみたいです。

江戸時代には、不老長寿の象徴として、祝事や慶事の儀式に
使われるようになるそうです。

熨斗

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長熨斗(小)

Category: 熨斗


長熨斗(小)



熨斗と言えば結納品の中にある熨斗を思い出します。

関東では、
・長熨斗:のしアワビ。長寿をイメージし、おめでたい贈り物の象徴である。
・目録:結納品の品名と数量を記載。関東では長熨斗と目録は贈り物と数えない。
・金包包:結納金をいれる。新郎側の結納金は「御帯料」、
 新婦側からの結納金は「御袴料」とも言う。
・勝男節:鰹節。男性の力強さをイメージ。
・寿留女:スルメ。末永く幸せを願うため。
・子生婦:昆布。子孫繁栄を表す。
・友白髪:白い麻繊維。白髪になるまで夫婦仲良く。
・末広:本来は男持ちの白扇と女持ちの金銀扇子の一対。
 省略されて白い扇子一本の場合も。末広がりの繁栄を願うため。
・家内喜多留:酒樽。家庭円満をイメージ。

関西では、
・熨斗:関東の「長熨斗」と同じ。
 一般的に「鶴の水引飾り」と、熨斗押えの「打ち出の小槌」が添えられる。
・末広:関東の末広と同じ。
  一般的に「亀の水引飾り」が添えられる。「寿恵廣」とも言う。
・小袖料:結納金を入れる。一般的に「松の水引飾り」添えられる。
・結美和:婚約指輪。
・高砂:尉と姥の人形。年老いるまで仲睦まじくという意味。
・寿留女:関東と同じ意味。
・子生婦:関東と同じ意味。
・松魚(料):関東の「勝男武士」と同じ意味であるが、
 鰹節ではなく、金子包みに代わる。酒肴料。一般的に「竹の水引飾り」添えられる。
・柳樽(料):関東の「家内喜多留」と同じ意味であるが、
 酒樽ではなく、金子包みに代わる。酒肴料。一般的に「梅の水引飾り」添えられる。

お茶では、床飾りとして使います。