9月 08, 2014
※画像を押すと拡大できます。
花入には、
「掛花入(中釘や床柱の花釘に掛ける)」
「釣花入(床の天井や落掛などから吊る)」
「置花入(床に置く)」などがあるそうです。
また、花入には、
「真:胡銅・唐銅や唐物青磁など」
「行:上釉のかかった和物の陶磁器」
「草:竹・籠・瓢や上釉のかからない陶磁器」
の区別があるとのこと。
茶室においては掛物と花を同時に飾らないのが正式で、
両方一緒に飾るのを「双飾(もろかざり)」と言い、
略式の扱いらしいです。
掛物が長い場合、花入は床柱の釘に掛け、
横物の場合、花入は下の床の真ん中に置くとか。
「花入」に関するページは、こちらから。
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1月 07, 2014
茶道で主に用いられたのは、中国宋から明頃につくられたもののようです。
室町初期には座敷飾りに用いられるようになり、
室町時代には花生の主役となったみたいです。
桃山時代になると国焼や竹花入が生まれ、やがて花入の主流になっていき、
古銅花入はあまり用いられなくなっていくそうです。
茶道具「花入」に関するページは、こちらから。
1月 06, 2014
時代物の作品で、貴重なものです。
古銅の花入なので、「真」の花入です。
これには、どのような花をいれたら似合うでしょうか。
私ならば、酔芙蓉(すいふよう)を入れてみたいです。
この酔芙蓉は、、朝咲き始めた花弁は白く、
時間がたつにつれてピンクに変色する八重咲きするそうです。
1月 06, 2014
この花入は、金森紹栄氏なんですね。
耳が竜耳なので、竜が昇っていく様子が、おめでたく感じます。
首の部分の波模様が繊細で、
胴の凹凸も色が変化していて、みどころがあります。
高台部分は、更に細かく、
雷文を下地に様々な模様が配されているように見えます。
この作品は、真の花入なので、
椿(白玉椿とか)・牡丹・槿(むくげ)・芍薬などを入れると良いですね。
1月 06, 2014
唐津といえば、茶人がその順位を示した言葉に
「一井戸、二楽、三唐津」「一楽、二萩、三唐津」
を思い出します。
唐津には、絵唐津・三島唐津とかいろいろあります。
朝鮮唐津の特色の黒が際立ち、
白の釉薬がいきていると思います。
白い釉薬が二つ垂れていて、
特徴的ですね。
小さな耳も付いていて、かわいいです。
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