「唐金朝顔蓋置」について
唐金製なので、長持ちします。
特に蓋置全体の形と、
朝顔の花の見せ方が素晴らしいです。
朝顔と言えば、
利休 と秀吉 の一輪ざしの話
(『茶話指月集』より)を思い出します。
唐金製なので、長持ちします。
特に蓋置全体の形と、
朝顔の花の見せ方が素晴らしいです。
朝顔と言えば、
利休 と秀吉 の一輪ざしの話
(『茶話指月集』より)を思い出します。
全体の形が良く、
特に上の梅の花が
可愛らしいです。
東風と言えば、
菅原道真公のことを思います。
九州の太宰府は、
学問の神として有名です。
紅葉の絵、百人一首の中の和歌を思いました。
ちはやぶる神代もきかず竜田川
からくれなゐに水くくるとは(在原業平)
百人一首で「紅葉」に関するものは全部で「6首」あります。
その中で、紅葉、そのもので歌われているものは「5首」、
歌そのものが、紅葉のことを歌っているのは、上の「1首」のみだそうです。
ちなみに、残りの5首は、
奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の
声きくときぞ秋はかなしき(猿丸太夫)
このたびは幣もとりあへず手向山
紅葉の錦 神のまにまに(菅原道真)
小倉山峰のもみぢ葉こころあらば
今ひとたびのみゆき待たなむ(貞信公)
山川に風のかけたるしがらみは
流れもあへぬ紅葉なりけり(春道列樹)
嵐吹く三室の山のもみぢ葉は
龍田の川の錦なりけり(能因法師)
藤種緞子は、名物裂のひとつです。
縹地または萌黄の五枚繻子地に、
茶色の緯糸で三重襷万字地紋に、
蘂の出た剣先梅鉢紋を、
互の目に織り出した緞子だそうです。
道元緞子は、名物裂のひとつです。
藍地に、白茶の緯糸で丁子花唐草と花、
一筋の花と花との間に小さな蝶、
他の一筋の花の間には蜂を織り出した緞子だそうです。