松織部銘々皿 たち吉

Category: 菓子器


松織部銘々皿



たち吉の銘々皿は、幅広く活用できます。
特に、この松織部は、織部焼の特徴が出ていて、
深い緑色ですので、
料理が引き立つことうけあいです。

手付菓子鉢(乾山雪笹) 福森比路志

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手付菓子鉢(乾山雪笹)



雪笹なので、冬の季節にぴったりです。

大きさも大きいので、使いやすく、
乾山なので、おしゃれです。

独楽菓子器

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独楽菓子器



表千家十三世即中斎(表千家十二世惺斎の次男)のお好みの菓子器です。

塗りも形もよく出来ていますね。
色合いもとてもよく、
どんなお菓子を載せたら良いかと考えるのも楽しそうです。

菓子器(鹿蒔絵入)  象彦(九代目西村彦兵衛)

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菓子器(鹿蒔絵入)



この鹿蒔絵を見ていると、春日大社の神域「三笠山(若草山)」を思い出します。
称徳天皇の頃、平城京鎮護のため、鹿島神宮の武甕槌命を祭神に勧請した
「白鹿の背に乗つて御蓋山に奉遷された」
という伝説により、奈良のシカは、神鹿(しんろく)として神聖視され、
愛護されてきたそうです。

春日山峰のあらしやさむからん
 ふもとの野べに鹿ぞ鳴なる(権中納言公勝)
「一聲(一声)」のような悲哀な鳴き声。
人々は鹿に特別な「何か」を重ね合わせていたのかもしれません。

世界各地の山野に数多く生息していたシカ科の動物は、
ほとんどの民族の文化に対して古くから重要な影響を与えていたようです。
仙人がしばしば乗騎とする白鹿や、
月の女神アルテミスの水浴を見たアクタイオーンが鹿に変えられる話(ギリシア神話)、
源義経率いる奇襲部隊が、平氏の背後をついた「鵯越の逆落とし」にも
鹿が関連しています。

この干菓子器(鹿蒔絵入)は、周りの黒の中に赤色のある、
所謂、赤と黒の対比が絶妙で、鹿の金色が映えています。

赤と黒の対比といえば、
スタンダールの『赤と黒』が思い浮かびます。
「赤と黒」のタイトルの由来は、主人公(ジュリアン)が、
出世の手段にしようとした、軍人(赤)と聖職者(黒)の服の色を
表しているとされています。

象彦製なので、使用後はよく拭いてからしまってください。

盛器(台付青漆) 象彦(九代目西村彦兵衛)

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盛皿(台付青漆)



この台付青漆を鑑賞すると、
象彦の製品らしくもっちりとした出来になっています。
この緑の深い色彩により、落ち着きと品の良さが
十分に表現されています。

お菓子の有名どころとして、
日本三大銘菓(実は四つ)の「越の雪」「長生殿(長岡の大和屋)」
「山川(松江)」「鶏卵素麺(福岡の松屋菓子舗)」が挙げられます。

台がついていますので、俗に言う高級品で、
素敵なお客様に使用されると良いのではないでしょうか。