正午の茶事 風炉3
今回は、懐石について。
(千鳥の盃部分は省略しています。)
7、懐石
①、膳を運ぶ
『亭主』『水屋』膳の運び出し
『亭主』「お箸お取り上げを」
『正客』「ちょうだいいたします
どうぞご亭主もお持ち出しを」
『正客』「それではいただきましょう」
『連客』「お相伴いたします」
『客』飯椀と汁椀の所作
②、盃・燗鍋1
『客』「お先に」盃・盃台の所作
『亭主』燗鍋1、持ち帰り
『客』向付に箸をつける
③、飯器1・汁替え
『亭主』「おつけいたしましょう」
『正客』「どうぞおまかせを」
『亭主』「お汁替えをさせて
いただきます」
『客』飯器を『詰』へ送る
『亭主』飯器1、持ち帰り
④ 、煮物椀
『亭主』「どうぞ温かいうちに
お召し上がりください」
『正客』「そうさせていただきます」
『客』煮物椀の所作
⑤ 、燗鍋2
⑥ 、焼物鉢
『亭主』「どうぞお取り回しを」
『客』「お先に」
焼物鉢を『詰』へ送る
⑦ 、強肴1
『正客』「お先に」
焼物鉢を『詰』へ送る
『客』互いに酌をしあう
⑧ 、強肴2
⑨ 、飯器2
『亭主』「おつけしましょう」
『正客』「おまかせを」
『亭主』「お汁替えをさせて
いただきます」
『正客』「お断りいたします」
『亭主』「水屋で相伴させていだきます
ので、御用があればお手をお鳴
らしください」
『正客』「お持ちだしの上で、
ご一緒に」
『亭主』辞退の挨拶後、退出
『客』焼物鉢の拝見
煮物椀の所作
『詰』燗鍋2・飯器2・鉢3つを
茶道口へ、盃台を正客前に置く
『亭主』燗鍋2・飯器2・鉢3つを
持ち帰る
「お相伴いたしましたが、
不加減で」
『正客』「まことに結構にいただき
ました」
⑩ 、小吸物椀
『亭主』「どうぞお吸い上げを」
『客』連客総礼、小吸物椀の所作
⑪ 、八寸・燗鍋3
『亭主』「盃を拝借します」
盃に海のものをつける
「どうぞお流れを」
『正客』「別盃のお持ち出しを」
『亭主』(千鳥の盃を省略し)「ながなが
とありがとうございました」
『正客』「どうぞご納盃を」
『亭主』「納盃させていただきます」
『正客』「どうぞお湯を」
『亭主』八寸・燗鍋3・盃・盃台を
持ち帰る
『客』小吸物椀の所作
⑫ 、湯斗・香物鉢
『亭主』「お湯が足りませんときは、
どうぞお手お鳴らしを」
『客』湯斗・香物鉢の所作
飯椀・汁椀・向付・小吸物椀の所作
『詰』湯斗・香物鉢を茶道口へ
『客』一斉に箸を膳の内に落とす
『亭主』「どうぞお粗末さまでした」
『正客』「ごちそうさまでした」
『亭主』『水屋』膳を下げる