掛軸一行書(萬里一條鉄)  大徳寺派渓雲寺 平兮伯道師

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掛軸一行書(萬里一條鉄)



「萬里一條鉄」
禅語から来ているようですが、元になったのは、
中国・北宋代の宣慈禅師道原著『傳燈録』の文章のようです。

問う、如何なるか是れ石門の境。
師曰く、烏鳶飛叫頻りなり。
曰く、如何なるか是れ境中の人。
師曰く、風、旧簾槞を射し、因りて般若寺焚に遭う。
人ありて問うて曰く、既に是れ般若什麼の為に火焼を被る。
師曰く、万里一條の鉄。

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