この福鈴は、特に台の塗りが良いのが注目点でしょうか。
この福鈴を拝見しておりますと、 神社で行われる浦安の舞を思い起こします。 素敵な舞いと同時に、この鈴を使用されています。
紫式部著『源氏物語』で、光源氏と頭中将が舞った様子(青海波など)や、 その時のバックに流れる音、 盤渉調(ばんしきちょう)などが思い浮かんで、 雅の世界へといざなわれます。
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