茶杓(うるし塗春野蒔絵)

Category: 茶杓


茶杓(うるし塗春野蒔絵)



春野は、春の野原・春の野のこと。

春の野というと『小倉百人一首』に
 ・君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ(光孝天皇)
があるそうです。

『万葉集』にも以下の短歌があるようです。
 ・春の野に霞たなびきうら悲し この夕かげに鶯鳴くも(大伴家持)
 ・春の野にすみれ摘みにと来こし我そ野をなつかしみ一夜寝にける(山部赤人)

Leave a Reply