大樋飴茶碗 九代大樋長左ェ門

Category: 茶碗


大樋飴茶碗



手にフィットすることうけ合いです。
使い込むほどに良い色になり、
お茶を入れた時の温かみが、手に直に伝わります。

この長左ェ門氏は、楽一入氏の弟子で、
端正な作風が色濃く出ています。

赤楽茶碗 小川長楽

Category: 茶碗

赤楽茶碗



茶碗の見込みの景色が良く、
全体的に、凸凹があり、
持った時に、手にフィットして温かみを感じます。

中に濃茶の緑色が入ると、
「緑の草原に、夕焼け空の茜色と、たなびく白い雲」
が想像されます。

茶碗が素敵なので、他のお道具組によるお茶会を連想するのも
楽しいのではないでしょうか。

備前焼茶碗  藤原謙

Category: 茶碗


備前焼茶碗



「窯変」によって生み出され一つとして同じ模様にはならない。
「使い込むほどに味が出る」と言われ、派手さはないが飽きがこない。
手で持った時、少し「ざらっ」とした感じがあり、
茶色や黄土色が、使ううちに出てくる変化を楽しむのも、茶人の嗜みでしょうか。

この備前焼の茶碗は、通常の茶椀より少し重いため、
重厚感があるように感じるのではないでしょうか。

高台まで釉薬がかかっているので、汚れにくく、管理しやすいと思われます。