茶杓(うるし塗春野蒔絵)

Category: 茶杓


茶杓(うるし塗春野蒔絵)



春野は、春の野原・春の野のこと。

春の野というと『小倉百人一首』に
 ・君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ(光孝天皇)
があるそうです。

『万葉集』にも以下の短歌があるようです。
 ・春の野に霞たなびきうら悲し この夕かげに鶯鳴くも(大伴家持)
 ・春の野にすみれ摘みにと来こし我そ野をなつかしみ一夜寝にける(山部赤人)

歴代茶杓(裏千家)  影林宗篤

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歴代茶杓(裏千家)



歴代(裏千家)の茶杓の見本が入っています。

櫂先とか、全体の様子がわかりますので、
勉強になります。

茶杓 上田義山 銘:祥雲

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銘入茶杓:祥雲



義山作で、銘「祥雲」です。

祥雲は、おめでたいことのあらわれとされている、
雲のことらしいです。

祥という字は、吉祥として、一字だけ書くことがあります。

茶杓 西垣宗興 銘:瑞雲

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銘入茶杓:瑞雲



宗興氏作で、銘「瑞雲」です。

瑞雲とは、おめでたい前兆としてあらわれる、
雲のことらしいです。

美しい雲が想像されます。

茶杓 藤田明道 銘:竜田川

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銘入茶杓:竜田川



明道氏作で、銘「竜田川」です。

竜田川は紅葉と結びついて、
川の流れに浮かぶ紅葉が連想されます。

古歌(百人一首など)にもよく詠われています。