「足袋」について

Category: 茶道具全般

足袋(たび)は、日本固有の伝統的な衣類で、
足に履く一種の下着だそうです。
木綿の布でできたものが一般的みたいですが、
戦後、化繊の流入により、
綿・ポリエステル混紡生地・ナイロン糸トリコット足袋などが、
発生してきたそうです。

綿等の織物で作られた足袋は大きく伸縮することが難しいので、
サイズ構成もセンチ単位のようです。
ただ、編み物等ニット製品で作られた足袋は伸縮にゆとりがあるため、
多くはS/M/L/2L/3L/4Lとサイズ表示されるみたいです。

小鉤(こはぜ)と呼ばれる特有の留め具で固定し、
叉割れと言って、
つま先が親指と他の指の部分の2つに分かれた構造のようです。

叉割れは、日本の伝統的な履物である、
草履・下駄・雪駄などを履く際に用いるためなのだとか。