「底取(下取杓子)」について

Category: 茶道具全般

底取(そことり)は、
炉や風炉の灰をすくい取るのに用いる、
灰匙のことだそうです。

銅製の平椀状をしたものに、
直角に立ち上がった柄が付いたもので、
柄を竹の皮で包み、
紺の麻撚糸で巻き上げてあるようです。

大小一組で、炉用は大きく、
風炉用は小さくなっているのだとか。

水屋道具としてだけではなく、
廻り炭や炉の炭所望などでは、
巴半田に添えて用いられるようです。


底取

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