8月 08, 2014
茶篩(ちゃふるい)は、
臼で挽いた挽茶を細かくふるうのに用いる道具で、
利休形は桜の木地だそうです。
長方形や棗形、茶筒缶に金網を張った掛子が掛かり、
箆でふるいを通すものや、曲物に金網を張り、
曲げの箍(たが)を嵌めたものなどがあるようです。
長方形は、蓋付の箱で、
中にフイゴのような把手(とって)の付いた、
目の細かい金網を張った掛子(かけご)のようなものが収まり、
この金網の上に抹茶を入れ、箱の蓋をして、
把手を静かに前後に動かすと、
篩われた茶が箱の底に溜まるようになっているそうです。
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