『百人一首』の「世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも」
漁夫の小舟を見るにつけ思われる、人の世の無常。 作者源実朝(さねとも)は、日ごろ目にしている鎌倉の海岸の実景をもとにしながら、 『古今集』の「陸奥はいづくはあれど・・・」のような和歌の伝統が培ってきた 海岸風景も重ねられている趣だそうです。
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