茶事に用いる蝋燭(ろうそく)は、 蝋涙(ろうるい)が垂れないように、 和蝋を精白して芯に特別の工夫をした、 数寄屋蝋燭(すきやろうそく)を用いるそうです。
数寄屋蝋燭は、芯がなかなか燃え尽きず、 炭化した燃え残りの芯が長くなり暗くなってしまうため、 時々芯を切る必要があるようです。
席中でやると臭い匂いが立ち込めるので、 芯を切るときや火を消すときは客前で芯を切らないで、 燭台を交換する形で、必ず水屋に持ち入って切るのだとか。
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