11月 27, 2014
飛石(とびいし) は、
飛び飛びに配置された石を指す言葉だそうです。
久保利世著『長闇堂記』に、
「足利義政 の時代、道貞という侘数寄の人がいて、
その庵に義政が狩りの帰りに、訪れた時、
義政 は草鞋を履いていたため、
路次(露地)に雑紙をしかせて通ってもらったが、
それを後に、石を打って直したのが最初」
とあるみたいです。
桃山時代の茶人達は「草履」だったそうで、
苔の中を歩けば、湿気で草履が湿ってゆく関係上、
飛石や敷石を打ってそれを防いだようです。
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