「[露地道具]塵取・手箒」について

Category: 露地道具

利休形の塵取(ちりとり)は桐木地で、
同材の取手が付いたもののようです。

塵取の寸法は、
底板の長さが八寸五分、
横幅は上が六寸四分で下で七寸、
三方に高さ一寸一分の縁が付き、
底板も縁も先の方を丸く削り、
取手の長さは三寸四分、
横幅は上で一寸五分半で下が一寸三分で、
掛けられるように穴が開いているのだそうです。

手箒は、主に孟宗竹の枝を束ねたもので、
一般的には、長さは一尺四寸ほどのものが多く、
孟宗竹の枝の先の方の柔らかい部分を選び、
三十本から五十本ほどを向きを揃えて並べ、
束ねて元の部分を二ヶ所ほど結束したものなんだそうです。


塵取・手箒

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