水嚢(すいのう)は、茶碗蒸しの合わせ汁や、 味噌汁を漉す時などに使う、篩(ふるい)だそうです。
底を馬の尾の毛や針金、また竹や布で張ってあるとか。
汁もの専用なので、裏ごし器のように木枠の端に、 網が張ってあるのではなく、 縁を作り、液だれを防いでいるようです。
昔は、粒状の味噌を使用していたため、 水嚢は必ず使われていたのだとか。 現在は、味噌が精製され、需要も少なくなったみたいです。
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