「掛物竿・画叉(がさ)・矢筈(やはず)」について

Category: 掛軸

掛物竿(かけものさお)は、
掛け軸の掛け外しに使う、
先に角・金属製の叉(また)のついた、
細い竹ざおのことだそうです。

「片又矢筈」といった、
普通の物より掛けやすいものもあるみたいです。

■掛物竿の使い方
掛物竿を紐に掛け、掛軸の真中を左手で持ち、
釘に掛けるようです。

掛けた後、掛物竿を置き、
軸棒の右端を右手で持ち、
次に左端を左手で持ち、
そのまま両手で静かにたれ下ろすそうです。

しまい方は、掛物竿を壁に立て掛けてから、
両手で軸先を持って中央まで巻上げるみたいです。

次に左手は軸の真中を持ち、右手で掛物竿を持ち、
釘からはずした軸を畳の上に置くそうです。


掛物竿

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