4月 11, 2015
撞木釘は、書院や床脇などに喚鐘を吊った場合に、
撞木を掛けるために柱に打つ、
座なしの折釘みたいです。
撞木の掛け方により、
一本打つ場合と、二本打つ場合があるそうです。
一本の場合は撞木の柄にある掛緒を掛け、
二本の場合は撞木の頭の部分を上にして、
二本の釘に掛け柄を真中に吊るすようにするとか。
丸柱の場合は一本、
角柱の場合は二本並べて打つといい、
表千家松風楼では琵琶棚との境の柱に一本、
裏千家の寒雲亭の書院では向かって右の柱に、
一分五厘幅で五分の出で二本打ってあるようです。
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