4月 13, 2015
花蛭釘は、床の間の天井に、
釣花入を吊るすために打つ蛭釘だそうです。
利休の頃までは、
床天井の中央に打ち鎖をかけていたようですが、
のちに床天井の前後中央で、
左右は、下座寄り三分の一の位置に、
打つのが定法となったみたいです。
表千家では、通常、
床天井の前後中央で左右は下座寄り三分の一の位置に、
蛭先を下座に向けて打つとか。
裏千家では、通常、
床天井の前後中央で左右は下座寄り三分の一の位置に、
一間床以上では、下座寄り四分の一の位置に、
鉤先は床の間の中心に向けて打つみたいです。
「釘」に関するページは、こちらから。