「無双蛭釘/釜蛭釘(蛭鐶・蛭鉤)」について

Category: 茶道具全般

■無双蛭釘
無双蛭釘は、折釘の一種で、
床の壁中央に打たれる中釘として打たれるそうです。

掛け花入を掛けるための釘で、
釘の部分が引き出し式になっているとか。

これ、初座で床に掛物をかけるときには、
掛物を損じないように、
中に入れておけるようにするためみたいです。

■釜蛭釘
釜蛭釘は、釣釜をかけるために、
天井に取り付ける釘だそうです。

炉の上方中央に、鉤先が下座を向くように打つとか。

広間は鎖、小間は自在に、
弦(つる)・大鐶を用いて釜を釣るようです。

蛭釘は、もともと蛭の羅隊をした、
中太の釘みたいです。


釘

「釘」に関するページは、こちらから。

Comments are closed.