「台目構」の歴史

Category: 茶道史

台目構は、千利休が始めたとされ、
のちに袖壁の下部を吹き抜くようなるそうです。
利休が初めて試みたときは、下まで壁がついていたとのこと。

台目構の初見として神屋宗湛著『宗湛日記』に
「次の間」「勝手の内」の記述があるそうです。
なお「台目」という言葉は、古田織部の頃から使われだしたみたいです。

『宗湛日記』の天正15年(1587年)正月12日に
「次の間小棚の下に土水指 唐物也。」
とあるようです。

同じく『宗湛日記』の天正14年12月21日朝会に
「草部や道説御会。宗湛一人。深三畳。
勝手の内に一尺程の小棚有。」
とあるそうです。

台目構

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