1月 07, 2014
台目構は、千利休が始めたとされ、
のちに袖壁の下部を吹き抜くようなるそうです。
利休が初めて試みたときは、下まで壁がついていたとのこと。
台目構の初見として神屋宗湛著『宗湛日記』に
「次の間」「勝手の内」の記述があるそうです。
なお「台目」という言葉は、古田織部の頃から使われだしたみたいです。
『宗湛日記』の天正15年(1587年)正月12日に
「次の間小棚の下に土水指 唐物也。」
とあるようです。
同じく『宗湛日記』の天正14年12月21日朝会に
「草部や道説御会。宗湛一人。深三畳。
勝手の内に一尺程の小棚有。」
とあるそうです。
「台目構」に関するページは、こちらから。