「蝋燭」の歴史

Category: 茶道具全般, 茶道史

最も古い蝋燭は、古代エジプトで使われていたそうで、
遺跡から蝋燭の燭台が見つかったのだとか。

紀元前403年~紀元前221年の中国で、
青銅製の燭台らしきものが見つかったそうです。

紀元前3世紀頃の朝鮮半島でも、
青銅製の燭台らいきものがみつかったようです。

日本の蝋燭は、中国から伝わったみたいです。
747年の『伽藍縁起並流記資材帳』に蝋燭の記載があるようです。

中国では、唐代になると一般でも使われるようなるそうで、
9世紀の温庭インや李商隠などの詩にも蝋燭が登場するようです。

このころ日本では、遣唐使が廃止されたため
中国から蝋燭が入ってこなくなり、
国産の蝋燭「和蝋(和蝋燭)」が検討されるそうです。

中国の明代になると、植物を原料とした蝋燭ができるそうです。

蝋燭

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