1月 25, 2014
東陽坊ゆかりの茶室が京都建仁寺にあるそうです。
その姿は、丸く小振りな高台に広い畳付を有し、
膚はだはなめらかな黒釉が艶やかな光沢を放っているそうです。
これは、長年にわたって使われてきたからこそ生まれた光沢なんだとか。
口縁部は薄く、腰から高台、また、胴から口縁部にかけて、
ほとんど丸みがなく、目跡は五つ、渦兜巾はないようです。
見込みに広がる空間は深く、その形から、
長次郎茶碗の中でも最古格に属する作品と考えられているみたいです。
箱の蓋裏に 利休 自筆の書付があるそうです。
茶道具「茶碗」に関するページは、こちらから。
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