古くは、「唐物の塗物の香合」が大半で、 「室礼」(座敷飾り)に、香炉に付属して置かれたとか。
その後、草庵の茶室でも香炉と一対で、 席中に持ち出し飾られたみたいです。
この頃の香合は、稲垣休叟著『茶道筌蹄』に 「香合は道具中にも至て軽き物ゆへ、 利休百会にも香合の書付なし、 夫故に名物も少なし、名物は堆朱青貝に限る」 といった感じの記述があるくらい、 かなり軽く扱われていたようです。
「香合」に関するページは、こちらから。
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