4月 08, 2014
「釜敷」について
Category: 茶道具全般
釜敷には、 以下の種類があるようです。
種類 | 内容 |
---|---|
組釜敷 | 藤・籐・竹・竹皮・紙縒・糸組(紐)などを 編んで作ったもの |
紙釜敷 | 奉書・檀紙・美濃紙など 二十枚から四十八枚を一束として 四つ折りにしたもの |
竹釜敷 | 竹の節を輪切りにしたもの |
板釜敷 | 水屋用の桐のもの |
組釜敷は、 武野紹鴎 が唐臼のヘダテを見て、
籐(とう)で編んだ物が始まりだとか。
竹釜敷の始まりに関しては、
茶書『千家茶事不白斎聞書』に
「竹の節釜置は宗旦好也、
是は琉球王より
宗旦 へ花入を頼越候時、
右花入を切て被遣、
残りの竹に而釜置に成、
是より釜置初る」
と載っているみたいです。