6月 14, 2014
「色紙」について
Category: 茶道具全般
色紙(しきし)は、
和歌・俳句・書画などを書く、
方形の料紙のことだそうです。
色紙という名前は、
元来は染色した紙のことを言ったようです。
詩歌などを書く料紙としては、
屏風や障子などに詩歌などを書き入れるために
染色した紙を押し、
これを色紙形と呼んだことに由来するのだとか。
色紙の寸法は
「大:縦×横=六寸四分×五寸六分」
「小:縦×横=六寸×五寸三分」
の二種があるようで、
これに準じた方形の料紙も
総称して色紙と言うみたいです。
色紙として最も古いものとしては、
藤原定家筆と伝える小倉色紙で、
小倉百人一首として有名なのだとか。