1月 09, 2014

正月の床飾りには、
結び柳が用いられます。
古くは『日本書記』の歌謡にも歌われ、
松と同様に神に依る木と考えられてきました。
その美しさは、
「花紅柳緑(花はくれない、柳はみどり)」
という言葉にも、よく表れています。
早春の柳の新芽のことは、
芽柳・芽張柳・芽吹柳と呼ばれてます。
また、しだれ柳は、
しなやかな糸に、新芽を吹き出し、
青柳の青々とした緑色は、
春の景色の代表と言えるでしょう。
芽張柳蒔絵中棗 正春 はコメントを受け付けていません :
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1月 09, 2014

白竹筒入には、いろいろな銘をつけられますから、
便利ですし、何とつけるのか楽しみですね。
1月 09, 2014

サザエには、棘がある場合(有棘型)とない場合(無棘型)があるそうで、
現在、棘の有無には環境要因と遺伝的要因の両方が関与しているのではないか
と考えられているそうです。
有棘型は、殻に五本内外の螺筋があり、成長すると管状の棘を伸ばすようです。
サザエ科は国内に54種いるのだとか。
1月 09, 2014

淡々斎宗匠の色紙掛軸で、
「無事是貴人」となっています。
「無事是貴人」は、本来
「自然体の内に悟りを啓く者が貴人」
という意味の禅語だそうで、
茶道では「一年の無病息災を寿ぐ言葉」になります。
字のバランスも良く、
装丁の色合いも上品ですね。
1月 09, 2014

太玄老師の躍動感あふれる字です。
字の太さ・弱さ・かすれ、
どれを取っても素晴らしいです。
意味は、
「秋が至る所に訪れて清々しい風が吹きわたる。
悟りを開いた瞬間目の前が開け清々しい境涯が広がっていく。」
です。