「御所籠」について

Category: 茶道具全般

御所籠(ごしょかご)は、
当初、裏千家十三代家元円能斎が、
皇室より頂いた化粧籠のことだったそうです。

円能斎は、御所内で用いる、
この御用籠を愛好していたみたいです。

円能斎没後の昭和6年、
裏千家十四代家元淡々斎が、
この籠を「御所籠」と称して、
新たに作ったのだそうです。

現在、使用されている「御所籠」は、
その当時作られた数個のものと、
幾分形状が異なっているのだとか。