備前焼茶碗  藤原謙

Category: 茶碗


備前焼茶碗



「窯変」によって生み出され一つとして同じ模様にはならない。
「使い込むほどに味が出る」と言われ、派手さはないが飽きがこない。
手で持った時、少し「ざらっ」とした感じがあり、
茶色や黄土色が、使ううちに出てくる変化を楽しむのも、茶人の嗜みでしょうか。

この備前焼の茶碗は、通常の茶椀より少し重いため、
重厚感があるように感じるのではないでしょうか。

高台まで釉薬がかかっているので、汚れにくく、管理しやすいと思われます。

蜑小舟香合 前端春斎

Category: 香合


蜑小舟香合



『百人一首』の「世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも」

漁夫の小舟を見るにつけ思われる、人の世の無常。
作者源実朝(さねとも)は、日ごろ目にしている鎌倉の海岸の実景をもとにしながら、
『古今集』の「陸奥はいづくはあれど・・・」のような和歌の伝統が培ってきた
海岸風景も重ねられている趣だそうです。

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