「二重折釘」について
二重折釘は、軸釘の一種だそうです。
床の間の天井廻縁下端に、
掛物を掛けるために打つ、
頭を二重に折り曲げた釘のことだとか。
紹鴎時代までの床の間の内壁は、
釘を打つことができなかったため、
天井廻縁下端に打ったようです。
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第4回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、影林宗篤です。
答えは次回、発表します。
二重折釘は、軸釘の一種だそうです。
床の間の天井廻縁下端に、
掛物を掛けるために打つ、
頭を二重に折り曲げた釘のことだとか。
紹鴎時代までの床の間の内壁は、
釘を打つことができなかったため、
天井廻縁下端に打ったようです。
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第4回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、影林宗篤です。
答えは次回、発表します。
稲妻走釘は、軸釘の一種みたいです。
床の間の廻縁下端に仕込んで、
左右に動くようにした、
頭を二重に折り曲げて鉤形にした釘のことだとか。
床の間に二幅対や三幅対や、
広幅の横物などを掛けるとき、
二重折釘を水平に移動して、
掛物の幅に合うようにするために使われるようです。
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作者:一ノ瀬宗辰
①道具の種類:建水
②道具の名前:唐金エフゴ建水
皆さん、どうでしたか?
竹釘は、軸釘の一種だそうです。
釘先が、床の間の天井中央廻縁下端より九分下がり、
壁から九分出るように、
皮目を上にして斜めに打つようです。
張付壁の床の間などには打たず、
天井廻縁下端に二重折釘を打つのだとか。
横幅の広い大横物を掛けるために、
三本の竹釘(三ツ釘)を打つことがあるみたいです。
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第3回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、一ノ瀬宗辰です。
答えは次回、発表します。
軸釘(じくくぎ)は、
床の間の正面の壁に、
掛物を掛けるために打たれる、
釘のことだそうです。
大きく分けると、
竹釘と金属釘の二種があるようです。
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①道具の種類:茶碗
②道具の名前:備前焼茶碗
皆さん、どうでしたか?
無双折釘(むそうおれくぎ)は、
座が丸浮(まるうき)のものと、
平沈(ひらしずみ)のものがあり、
丸浮のものは表千家、
平沈のものは裏千家で用いられるそうです。
「釘」に関するページは、こちらから。
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第2回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、藤原謙です。
答えは次回、発表します。