8月 10, 2014
茶碗(ちゃわん)は、もともと、
茶を入れて飲むための碗を指す語だそうです。
ただ、現代では広く陶磁器製の碗を指して用いられるとか。
茶道では、季節や趣向に応じて様々な茶碗を用ようで、
形も、平形・輪形(玉形)・半筒・端反・沓形
などがあるみたいです。
もともと中国生まれで、
奈良時代から平安時代にかけて日本に伝えられ、
鎌倉時代になると碗形の陶磁器の総称となったそうです。
江戸時代になると、抹茶茶碗の他に煎茶用の煎茶茶碗、
白湯・番茶用の湯呑茶碗、明治時代には磁器の飯茶碗なども
普及するようです。
茶人がその順位を示した言葉に
「一井戸、二楽、三唐津」「一楽、二萩、三唐津」
などと言われるみたいです。
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