「落掛釘(華鬘釘)」について
落掛釘(おとしがけくぎ)
又は、華鬘釘(けまんくぎ)は、
床の間の落し掛けの中央正面、
あるいは裏側に、
釣花入を掛けるために打つ折釘だそうです。
千利休は落掛けの内側に、
元伯宗旦は落掛けの外側に打ったのだとか。
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第6回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、渋谷泥詩です。
答えは次回、発表します。
落掛釘(おとしがけくぎ)
又は、華鬘釘(けまんくぎ)は、
床の間の落し掛けの中央正面、
あるいは裏側に、
釣花入を掛けるために打つ折釘だそうです。
千利休は落掛けの内側に、
元伯宗旦は落掛けの外側に打ったのだとか。
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第6回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、渋谷泥詩です。
答えは次回、発表します。
花釘は、床の間の床柱に、
掛花入を掛けるために打つ折釘だそうです。
太口と細口があるようで、
通常、広間には太口、
小間には細口を使用するとか。
花釘の高さは、
通常、広間で四尺内外、
小間では三尺六寸内外、
およそ床框と落し掛けとの間の、
三分の二くらいの所に打つみたいです。
花釘の高さは、それぞれ、
「不審庵」は三尺七寸四分、
「待庵」は三尺九寸、
「又隠」は三尺七寸、
「如庵」は三尺五寸五分、
「官休庵」は三尺九寸
となっているそうです。
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作者:岡田裕
①道具の種類:蓋置
②道具の名前:萩焼三人形蓋置
皆さん、どうでしたか?
折釘は、軸釘の一種だそうです。
床の間の天井中央廻縁下端より、
九分がったところに打つとか。
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第5回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、岡田裕です。
答えは次回、発表します。
走釘(はしりくぎ)は、軸釘の一種だそうです。
織部床などの化粧板(雲板)に仕込んで、
左右に動くようにした折釘だとか。
床の間に、二幅対や三幅対や、
広幅の横物などを掛けるときに、
折釘を水平に移動して、
掛物の幅に合うようにするために使われるみたいです。
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作者:影林宗篤
①道具の種類:蓋置
②道具の名前:竹蓋置一双
皆さん、どうでしたか?
二重折釘は、軸釘の一種だそうです。
床の間の天井廻縁下端に、
掛物を掛けるために打つ、
頭を二重に折り曲げた釘のことだとか。
紹鴎時代までの床の間の内壁は、
釘を打つことができなかったため、
天井廻縁下端に打ったようです。
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第4回 「この道具はなんでしょうか?」
①道具の種類
②道具の名前
作者は、影林宗篤です。
答えは次回、発表します。