「[露地道具]塵箸」について

Category: 露地道具

塵箸(ちりばし)は、
露地の塵穴(ちりあな)の役石に立てかけておき、
露地の木葉などの塵を拾うための竹製の箸だそうです。

一般的に真竹の青竹を割って、その都度作るのだとか。

塵箸の上端の形は流儀により異なり、
表千家は斜めに、
裏千家は平らに、
武者小路千家は二本組んだときに矢筈になるように、
それぞれ切るそうです。


塵箸

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「[露地道具]手水桶」について

Category: 露地道具

手水桶(ちょうずおけ)は、
つくばいのない露地のときや、
雨や風雪が強く露地入りのできないときに、
手水を盛って置く桶のことみたいです。

主に赤杉やさわら、径一尺ほどの桶で、
松か杉の一枚板の蓋が付いているそうです。


手水桶

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「[露地道具]湯桶」について

Category: 露地道具

湯桶(ゆおけ)は、
寒中に手水に替えて湯を使うために、
つくばいの湯桶石の上に置く、
湯を入れておくための桶のことみたいです。

利休形は、杉木地を曲げ、
上部に手が付き、割蓋が添い、
底には四つの足が付いたものだそうです。


湯桶

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「[露地道具]手桶」について

Category: 露地道具

手桶(ておけ)は、
露地の蹲踞(つくばい)の水を改めるとき、
水を運ぶのに用いる手の付いた桶のことみたいです。

主に赤杉やサワラで、
木や竹の提手が付き、割蓋が添うそうです。


手桶

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「[露地道具]つくばい柄杓」について

Category: 露地道具

つくばい柄杓は、杉木地の曲物を桜皮で留め、
同材の柄が付いたもので、
手水鉢の大きさによって、
合の大小、柄の長短を使い分けるのだそうです。

一般に使用されている寸法は、
合の指渡二寸五分から三寸ほど、
深さ二寸から二寸七分、
柄の長さ一尺三寸から一尺七寸ほど、
柄は本で三分半から四分四方
なんだとか。


つくばい柄杓

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