1月 14, 2015
折据(おりすえ)は、厚紙でできた折り箱で、
七事式の基本となる道具だそうです。
席中では、花月札や雪月花札などを入れて、
とり回して役を決めたり、
点前を修証する札を入れたり、
名乗紙を入れたりして使うようです。
また、式の前に札で役や客順を決める際に使うこともあるとか。
■折据の種類
折据には、三種類あるそうで、
それぞれ「小折据」「中折据」「大折据」というみたいです。
小折据は、一辺約7.5cmで、天地がわかるよう、
口に「一」と書くそうです。
裏千家の場合、花月之式・一二三之式・仙遊之式・法麿之式・
三友之式・唱和之式などに用いるようです。
中折据は、一辺約9.0cmで、
口に「関」の字を書き、雪月花之式に用いるとか。
大折据は、一辺15cmで三つ組になっていて、
口に「一」「二」「三」と書くそうです。
三つ組で茶カブキ之式に用いるようで、
「一」の大折据だけは、員茶之式・花寄之式に用いるみたいです。
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