3月 13, 2015
霧吹き(きりふき)は、
水などの液体を、
細かい粒子にして噴射するための器具のことだそうです。
茶道では、茶花への露打ちのために用いるみたいです。
席中の三露は、
掛物の風帯の露・花の露・茶杓の露にあたるようです。
このうち、花の露を出すのが、
霧吹きや茶筅で行う「露打ち」となるでしょうか。
露打ちは、中立の際、亭主が花を生けた後、
霧吹きや茶筅で、花に水をかけ「露」を見せるようです。
「露」は、霧吹きで、「一」と吹きかけるぐらいが、
良いみたいです。
草花にとって、露は御馳走なため、輝く朝露のごとく、
さりげなく打っておくようです。
夏場は、花がしおれやすので、あっさりと露をあげると
良いそうです。
風炉の折、懐石膳食器や縁高に露を打つのは、
清涼感を醸し出すためみたいです。
この場合、水屋で露を打つようですが、
霧吹きではなく、茶筅で打つようです。
炉では、露は打たないとか。
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