「銀葉(香敷/銀盤/隔火)」について

Category: 茶道具全般

銀葉(ぎんよう)は、
香を焚くとき、香に火気が直接当たらないよう、
間接的に加熱するための隔火具だそうです。

約2cm角のもので、四隅をおとすものが多いみたいです。

雲母(うんも)の薄片に金銀の縁をつけたもののようで、
以前は、銀の薄板を用いたこともあるそうです。

昔は、駄香を焚くときは銀葉を用いないのが決まりで、
銀葉に載せて焚くものは皆、銘香だったそうです。

銀葉の使い方は、香炭団(こうたどん)の上に灰をかぶせ、
その上に香をのせた銀葉を置いて香りを聞くようです。

使い終わって樹脂の付いた銀葉は、
お茶で煮ると汚れも匂いも良くとれると言われるとか。


銀葉

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