茶杓 藤田明道 銘:竜田川

Category: 茶杓


銘入茶杓:竜田川



明道氏作で、銘「竜田川」です。

竜田川は紅葉と結びついて、
川の流れに浮かぶ紅葉が連想されます。

古歌(百人一首など)にもよく詠われています。

茶杓 藤田寛道 銘:白雲

Category: 茶杓


銘入茶杓:白雲



世界気象機関発行の「国際雲図帳」では、
雲の形から十種雲形(十種雲級)として、十種類に分類しているみたいです。
それぞれ、以下のような雲だそうです。
○巻雲(けんうん):すじぐも
○巻積雲(けんせきうん):うろこぐも/いわしぐも/さばぐも
○巻層雲(けんそううん):うすぐも
○高積雲(こうせきうん):ひつじぐも
○高層雲(こうそううん):おぼろぐも
○乱層雲(らんそううん):あまぐも/ゆきぐも
○層積雲(そうせきうん):うねぐも/くもりぐも
○層雲(そううん):きりぐも
○積雲(せきうん):わたぐも
○積乱雲(せきらんうん):にゅうどうぐも/かみなりぐも

「景徳鎮」の歴史

Category: 茶道史

原名は新平、古くは立馬山といい、東晋時代に新平鎮となり、
唐代に昌江の南岸に位置することから、昌南鎮と改名され、
北宋の景徳年間、年号により景徳鎮と呼ぶようになるそうです。

資料によっては、漢代から陶磁器生産が始まっていたとも
西晋代とも、南朝陳の至徳年間に勅命をうけて製陶したとも
言われているようです。

中国の南北朝時代(560~570年代)の北斉で、
青磁の製造技術が完成したみたいです。

現在知られている最古の窯跡は唐末五代のものだそうで、
そこには青磁と白磁の破片が散乱しているのだとか。

景徳鎮

「景徳鎮」に関するページは、こちらから。

茶杓 藤田寛道 銘:岩清水

Category: 茶杓


銘入茶杓:岩清水



寛道氏作で、銘「岩清水」です。

「岩清水」の銘からは、清い流れと、
滝の上から落ちる水が連想されます。

「石走る垂水の上のさわらびの
萌え出づる春になりにけるかも」
という歌が口をついて出てきました。

茶杓 藤井誡堂 銘:松籟

Category: 茶杓


銘入茶杓:松籟



銘「松籟」で、誡堂作です。

松籟は、松の梢に吹く風やその音を指すそうです。